先日、ハートフォードシャー大学の学生たちが 2020 Rookies competition(ルーキーズ・コンペティション)で Game of the Year (ゲーム・オブ・ザ・イヤー)を受賞しました。受賞作品の Uplink は、WALL-E(ウォーリー)や Titanfall(タイタンフォール)、Portal(ポータル)にインスパイアされた非常に印象的な SF ショートフィルム です。開発チームは全員、大学の 3D ゲームアートとデザインプログラムに在籍しており、1学年度以内でどのように Uplink を制作したのか、話を聞きました。彼らは、Quixel Megascans アセットがより現実的な環境を作成するのにどのように役立ったか、また、リアルタイム クリエイターを目指す人たちに向けてワークフローやアドバイスを共有します。
Shewayish: 2学年目の作業が終わってすぐにプリプロダクションを始めました。最初から SF 的なものを作りたいと思っていたので、夏の大部分を費やして、どのような美学を追求したいかを模索していました。当初は完全に遊べるゲームデモを作る予定でしたが、プロジェクトの初期段階での挫折により、強力なビジュアルを提供することに集中できるように、シネマティックなものにシフトしました。
Image courtesy of Uplink | University of Hertfordshire
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Shewayish:Uplink の舞台は土星の最大の月であるタイタンです。そこでは、コロニーを構築しようとするものの、完成する前に壊滅的な崩壊が発生します。この失敗を秘密にしておくために、責任を負う会社は、誰も秘密を洩らさないようにするため、入植者を追い詰めるためにセキュリティドローンを再プログラムします。多くのディストピア SF 作品、特に ウォーリーやブレードランナー、ポータルからインスピレーションを得ました。特に、ロボットのメインキャラクターをデザインする際には、新川洋司氏のメカニックなデザインに触発されました。
Image courtesy of Uplink | University of Hertfordshire
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Shewayish: 最初は手描きのアニメーションスタイルのストーリーボードだけを使っていましたが、最終的には自宅で撮影した実写の映像を混ぜていきました。そのほとんどを私が担当しましたが、まとめるのはとても楽しかったです。この段階では、環境やキャラクターモデルの構造よりも、各シーンのトーンや表現を出すことを主眼に置きました。また、後々、より精巧な 3D ブロックアウトも使用しています。
Image courtesy of Uplink | University of Hertfordshire
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